学生ローン 危険性 問題点

安心安全に利用できる学生ローンにも問題点や危険性はあるの?

学生ローン業者は学生を対象にお金を貸しているため、安心安全に利用できる金融業者と言えます。ただし、利用のやり方によって時には問題点が発生したり危険性を感じる場面があるのも事実です。

 

学生ローン業者は学生へのサービス向上を目標としていますが、会社として利益を上げることも目的としています。当然ですがお金を借りれば利子も付きますし、返済に遅れると遅延損害金が発生する場合もあるのです。返済の延滞が長期間に渡れば、利子がどんどんと雪だるま式に膨らんでしまうことでしょう。

 

学生ローンから借りたお金を返済するための資金がない場合には、他社からの借り入れを考える人もいると思います。他社借り入れがある場合の審査はリスク以外の何ものでもないため、審査落ちする可能性も否定できません。

 

学生ローンの審査に落ちた場合には、闇金からお金を借りてしまうかも知れません。闇金から借金するまでには至らなくても、返済資金を工面するために友達からお金を借りることもあるでしょう。約束通りに返済ができなければ、結果的に大事な友達を失う可能性もあります。

 

上記のように、基本的には安心安全に利用できる学生ローンの利用にも、特に返済では注意するべき点があるのです。以下で返済に関する2つの問題点について簡単に解説します。

 

学生ローンの返済についての問題点は主に2つ

 

  • 返済が遅れると利子が雪だるま式に膨れる可能性もある
  • 学生ローンの借金返済に困った場合、他社から借り入れで更に借金が増える

 

 

返済が遅れると利子が雪だるま式に膨れる可能性もある

学生ローンの金利は、平均すると15%〜17.0%という水準になっています。とは言え、銀行のローンと比較すると高めの金利と言えるでしょう。(三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の金利の場合→カードローン バンクイック「金利とご利用限度額」

 

学生ローンは、審査基準が緩いため比較的簡単にキャッシングできるというメリットがあり、そのことが逆に返済困難となる学生を生みやすくしているとも言えるでしょう。長期間の返済の延滞により利子が雪だるま式に膨らむという結果にもなるのです。

 

確かに、学生ローンは安心して利用できるサービスであることには間違いありません。ただし計画なしの借り入れには、自分の力だけで返済することが難しい状況になってしまう可能性や危険も含んでいるということを忘れないでください。

 

毎月きちんと返済しても借入元金がなかなか減らないという事実

学生ローンでキャッシングしたお金の返済は、元金自由返済方式ではなく一定の金額を毎月きちんと返済していても、借入れの元金がなかなか減らないという事実があるのです。

 

例えば、学生ローンで20万円を借りて月々8,000円を返済すると、金利が17.0%の場合には32回の返済が必要となります。大手消費者金融のアイフルの返済シミュレーションで利息計算すると、支払う利子の総額は48,628円にもなるんです。(参考:アイフル「返済シミュレーション」

 

利子がなければ単純計算で20万円÷8,000円=25回で返済が終わることになりますが、毎月の返済額の中には利子が含まれるため実際には7回も余計に返済をする必要があるのです。

 

この時に返済の延滞があるとその期間の利子と遅延損害金がどんどんと加算されることになります。このような事態となると、借金が膨らんで行きますので増々返済が困難になってしまうのです。

 

学生ローンへの借金返済のため他社借入で更に借金をしてしまう

学生ローンで借りたお金の返済は毎月1回必ず行う必要があります。学生ローン会社の中には利子だけの支払いでもOKという業者もありますが、貸付期間中の元金返済は必須となるのです。

 

学生ローン会社への毎月の返済日や返済期間までの返済が間に合わない場合、時には他社から借り入れにより返済資金を捻出する人もいます。他社借り入れがあると審査に通り難いというリスクはありますが、必ずしも審査に落ちるということではありません。

 

他の学生ローン会社から返済資金を借りることができたとしても、同じことを何度も繰り返すことによって最終的に多重債務者となってしまうこともあるのです。借金のための借金は更なる利子を生むことにもなります。

 

キャッシングの利用により、多重債務になる人も多いという問題や危険性の高さから、平成22年に「総量規制」という法律ができたのです。貸金業者からの借り入れは年収の3分の1以内という上限が決められています。

 

ただし学生ローンの場合には、上限の利用限度額が50万円に制限されているものの、在籍確認なし・収入証明書の提出不要というサービスから、アルバイト収入の金額で嘘をつくことも可能になっているのです。

 

学生ローンからのキャッシングができなくなると、闇金に手を出してしまう学生もいることでしょう。多重債務となった先には闇金の怖い取り立てが待っていることを認識する必要もあります。

 

悪徳金融業者からお金を借りないことは勿論ですが、正規の金融業者からの借り過ぎに注意することが何よりも重要となるのです。

 

友人から借金するのはやめたほうがいい!

キャッシングの返済に困った時、藁をもすがる思いで友人からお金を借りたくなることもあるでしょう。個人間融資であるため、利子や遅延損害金が発生しない可能性が高いこと、審査の電話がかかってくる学生ローン会社よりも気楽に借金の申し込みができることでしょう。

 

ただし、友人から借りたお金の返済が約束通りできなかった場合、最悪は友達を失うことにもなるでしょう。親しい間柄であっても、お金のことは別の問題と言えるからです。

 

今までに培ってきた友情を失う危険性を感じながらも借金を申し込むのは、あなたにとってもお友達にとっても幸せなこととは言えないでしょう。友達から借金するような事態を防ぐためにも、学生ローンから借りたお金の返済は計画的に行うことがおすすめとなるのです。

関連ページ

こんな利用目的でも借入れできる?
総量規制は学生ローンにも関係している?
総量規制が関係するサービスには学生ローンも含まれています。消費者金融の一種であり、貸金業法に従って営業を行っていることがその理由となるのですが、年収の3分の1までしか借入れできないことを意味しているんです。
学生ローンを利用した履歴は信用情報に登録されるの?
学生ローンで申し込み・借入れ・返済をした場合、全てが信用情報機関に登録されることになります。そのため、返済期日に遅れるとその情報も登録されてしまうので注意が必要です。
返済シミュレーションの利用は学生ローンの利用に必要?
学生ローンを利用する時には、まず初めに返済シミュレーションを利用して返済計画を立てることが必要であり、是非おすすめしたいことでもあります。余計な利息を支払わないためにも必要なことと言えるからです。